でんさいネットは、手形や売掛債権の問題点を克服して、中小事業者の資金の円滑化を図るための新たな決済手段です。

でんさいネットとは？

全国銀行協会が設立した電子債権記録機関である「（株）全銀電子債権ネットワーク」を、通称「でんさいネット」と呼びます。 また、でんさいネットに記録された電子記録債権を「でんさい」と呼びます。
インターネット等を通じて、電子記録債権をでんさいネットの記録原簿に記録することで、支払に利用できます。

でんさいの仕組みと実務_リーフレット版

でんさいネット手数料一覧

でんさいネットの特徴

支払企業の悩み「でんさい」の活用で解決！

• ペーパーレスで手続き簡単、手形の搬送コストも削減できます。
• 手形と異なり、印紙税は課税されません。
• 支払手段の効率化が図れます。（手形、振込事務の軽減）

納入企業の悩み「でんさい」の活用で解決！

• ペーパーレスで安心・安全、保管と管理の必要がなくなります。
• 必要な分だけ債権を分割することができます。
• 期日になると自動入金されるので、取立手続きが不要です。
• 資金に利用できなかった売掛債権が電子化されると、割引・分割など有効に利用できます。

でんさいネットのご利用イメージ

例：　A社（債権者）が、B社（債務者）に物品を販売した場合

1. 債務者であるB社が、インターネット接続PC等を使用して、自社の取引金融機関を通じて「でんさい」の発生記録請求を行います。
2. でんさいネットの記録原簿に記録されることで、「でんさい」が発生します。
3. 債権者であるA社は、自社の取引金融機関やインターネット接続PC等への発生記録通知により、「でんさい」の発生を確認することができます。
4. 支払期日に、B社の取引金融機関から、納入業者の取引金融機関の口座へ自動送金され、決済が完了します。

※「でんさい」は、手形裏書に相当する譲渡や、債権を分割して支払に充当することもできます。

※納入業者が受け取った「でんさい」は、手形割引のように支払期日前に資金化することもできます。ただし、「でんさい」の割引には審査が必要です。

でんさいネットご利用のお申込みに際しては、審査があります。

※詳しくは、窓口または担当者へお問い合わせください。